財団法人ひろしま産業振興機構チャレンジ30(研究開発)
平成16年8月6日
このたび、ひろしま産振構の研究開発助成金制度『チャレンジ30』に申請したところ、見事、214万の研究開発助成金を頂くことになりました。
今回申請した開発というのは、『感性工学』と『造園設計』をくっつけて、よりユーザーの要求に近い庭園設計ができるようになるシステムの制作で、ゆくゆくは特許を取ったり、技術を売ったりして少しずつでもビジネスにしていこうと考えています。
いきなり『感性工学』なんて言われても、何のことだかわからんわけで、かいつまんで短く言うと『俺の庭、こんな感じにしてくれ!』と言うお客さんに、『これでどうですか?』と一発で近いイメージを提示できるように、とにかくたくさんの人にサンプル庭園を見せて、感じることをデータにしていき、そのデータをうまいこと集約する。すると『落ち着く感じで、心が洗われるような』なんて施工者泣かせの要求も、パソコンと指一本である程度はじき出せる。これが“感性”を具体的に商品に組み込むことが出来る『感性工学』の技術なのです。
この新開発がどれだけの価値を生むか具体的な予想は難しいのですが、他社からのこの共同開発への羨望の様子をみても、ビジネス性を多分に含む開発だという確信を持つに至りました。
しかし正直、よく通ったなぁと言うのが実感です。
|
ニューストップに戻る >> |