■最後に
野村不動産の社会貢献事業として、小さな一歩から始めたこの活動も3年目を迎え少しずつ輪が拡がっていると感じています。
ホタルをはじめ「生き物から学ぶ」ことを考えるとき、現在1日に100種の生き物が絶滅しているという現実に直面します。
30年後まで、このままの状態が続けば、この星の生態系が様変わりし、多くの生き物が絶滅するか、今までの様に住めなくなっているかもしれません。
ホタルも例外ではありません。
そうした危機感をこの場で声高に訴えるのではなく、身近な場所で里山の光景を見たり触れたりしていただき、自然と人間が調和した環境の重要性を自発的に理解していただけることを
念頭に設計し施工いたしました。
今、私たちが求めているものは、自然と人間が調和した「里山」「里川」「里海」なのです。 心やすらぐ日本の里山の中にある調和の心を求め行動を続けていきましょう。
(株)カジオカL.A 代表取締役 梶岡幹生 |